ニートを10年経験したからわかる、ニートにかかる7つのストレス

ニートにかかるストレス

「仕事を辞めてニートになって、自由な時間を過ごすぞー!」

 

実際にやるかはともかく、ちょっとだけそんなことを思っているあなたに、

のべ10年ニートをしていた私がニートならではのストレスをお伝えします。

仕事とはまた別のストレスがかかるんです・・・

楽じゃないですよ、ニートも。

 

 

同居している両親から受ける圧力

 

仕事を辞めた直後は優しい言葉をかけてくれた両親も、日がたつと態度が一変します。

いつになったら働くんだと、自分を見る目が変わるのがわかります。

小言を右から左にうけながして聞こえないふりをしていれば、そのうち両親もあきらめる日がきますが

それまでたえられなければ悠悠自適のニート生活とはなりません。

一人暮らしニートはその心配はありません。

仕事を辞めたことを実家の両親に言わなければいいのです。

しかし、一人暮らしニートはまた別の問題があります。

お金の問題なのですが、そちらは後述します。

 

親戚の集まりでの肩身のせまさ

 

普通の親戚付き合いでは正月など限られた機会でしか会うことはないでしょうが、

最近なにしているのか、といった近況報告が話題となるでしょうから

ニートは肩身がせまいです。

隠そうにも、情報は親から回っていたりするので、説教がはじまることも。

同世代の親戚がいると、比較されてなおさら居づらい空間になります。

一人暮らしニートなら、親戚の集まりがあるとわかっている時期に帰省するのは避けましょう。

実家暮らしなら、バイトを入れるといいです。

正月だと年賀状配達とかですね。

 

友達とは疎遠になっていく

 

友達と遊ぶにしても、平日はむこうも仕事ですし、

休日でも毎日付き合ってくれる友人は社会人になると少ないです。

それに、実家の両親とおなじでニートになったばかりの頃は

おもしろがってもくれますが、1か月、2か月…と時間がたつと

「いい身分だよなー、昼まで寝ていられて」なんてちくちく嫌味を言われもします。

結果、顔をあわせずらくなって付き合いも少なくなっていきます。

 

世間体が悪い

 

働かざるもの食うべからず…国民の三大義務のうちのひとつが「勤労の義務」です。

まあそんなこと知ったことではないよね、とは思っても世間の風当たりは強いです。

都会の一人暮らしならいいですが、田舎の実家暮らしだと

あそこの家の子、ニートになったらしいよと近所にまたたく間に広がります。

そうなると出掛けても周囲の目が気になってしまい、外出も楽しくありません。

 

貯金が目減りしていく

 

実家暮らしと一人暮らしでは目減りする速度がことなります。

一人暮らしニートの辛さはここです。

ほんと甘く見ないほうがいいです。

なにも考えずに働いていたときと同じように生活していると

100万あっても半年持ちませんよ。

必要な金額を前もって計算しましょう。

自炊ができるとよいです。

貯金がなくなりかけてから、あせって職探しをすると

条件のよくないところにいくしかなくなりますよ。

 

キャリアに空白の期間ができる

 

履歴書に何もしていない期間ができるのが怖い人は多いでしょうね。

務めていた会社を辞めて、雇用保険を3か月貰ってから再就職するとしても

自主退社は雇用保険を貰うまで3か月の待機期間があるので

履歴書上は半年はなにもしていないことになります。

空白期間になにをしていたか、再就職の面接でうまく答えられるように準備しましょう。

 

暇にたえられない

 

暇をつぶすのも才能が必要です。

ようやく手に入れた自由な時間なのに、持て余して再就職する方もいます。

たまにある休日だから、羽をのばして楽しめるのです。

インドア派で、ずっとネットサーフィンして引きこもっていられるなら適正あり。

アウトドア派は、外出するだけでお金もかかりますし、社交的な傾向もあるでしょうから

ニートを長くは続けられないでしょうね。

 

まとめ

 

人の目を気にせず、自分ひとりで楽しめる趣味があるかで

ニート暮らしのストレスは変わってくるでしょう。

もしニートになりたいという願望があるなら、

ニートになるまえに自分を見つめなおしましょう。

 

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