100億円還元キャンペーンという大盤振る舞い中のpaypay(ペイペイ)
ソフトバンクが大枚をはたいてQR決済の市場を取りにきましたが、実際にpaypayを利用してみた感想として、私はさほど普及しないと読んでます。
使うのはいままでクレジットカードを使っていた層で、これまでキャッシュレスとは無縁だった、クレジットカードを持たない層はpaypayを利用しないと思います。つまり、QR決済の普及率としては、クレジットカード普及率とさほど変わらないということです。
その理由は以下の3つ
- クレジットカードを持ってない層は利用しない
- 対応店舗がSUICAやPASMO、Edyより少なくて、支払いの手間も変わらない
- 100億円還元キャンペーンは情強だけが得をする
順番に説明します。
クレジットカードを持ってない層は利用しない

paypayに残高をチャージするには、
・銀行口座からチャージ
・コンビニからチャージ
・クレジットカードでチャージ
いずれかが必要ですが、クレジットカードを持たない層が銀行口座を登録したり、コンビニでチャージをするでしょうか。
アプリをインストールしたものの、登録までいたらずに諦めてしまうことが考えられます。
対応店舗がSUICAやPASMO、Edyより少なくて、支払いの手間も変わらない
paypayは、いちばん利用頻度が高いとコンビニでの支払いはバーコード決済と言って、レジでバーコードを読み取ってもらうだけで支払いが済みます。
しかし、交通系ICカードやEdyも、端末にカードをかざすだけです。
わざわざpaypayを利用する必要性がありません。
まだ、対応店舗もまだ少ないです。
2018年12月現在、主要なコンビニではファミリーマートしか対応していません。
100億円還元キャンペーンは情強だけが得をする
ツイッターでpaypayを使ってみたユーザーは、情報に敏感な層ばかりに見えます。
この情報に強いユーザーだけでキャンペーンの予算が尽きてしまい、その後に情報にうといユーザーが重い腰をあげる頃にはキャンペーンが終わってしまい、paypayを利用する動機がなくなってしまうでしょう。
さいごに
ゆいいつpaypayがクレジットカードやSuicaなどより優れている点は、個人間送金でしょうか。
飲み会で割り勘するときは便利な機能ですよね。
中途半端に普及しても、使える店と使えない店が別れて不便になるので、いっきに普及することを願っています。
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